2007年 2月17日(土)
プロフェッショナル修斗パシフィコ横浜大会
試合結果

■第3代環太平洋ウェルター級(−70.0kg)王座決定戦 5分3R

中蔵 隆志
中蔵 隆志(シューティングジム大阪)
同級世界4位・環太平洋1位
9戦6勝(1KO・2S)2敗1分
VS
○ 中蔵 隆志
判定 0−3
廣田 瑞人
廣田 瑞人(GUTSMAN・修斗道場)
同級世界7位・環太平洋3位
同級2005年新人王
6戦6勝(2KO)0敗

 「1R」試合が始まってすぐ、お互い距離を取りながらチャンスをうかがう。最初に攻撃を仕掛けて来たのは中蔵選手。右ハイでファーストコンタクト。廣田選手、しっかりとディフェンスしパンチからのコンビネーションで攻める。 パンチを見せながらのローで攻めるなど、プレッシャーをかけていくも、相手の柔らかいディフェンスにより決定打を与えられず。逆にプレッシャーをかけられる場面もあり、両者一進一退の攻防で1R終了。

 「2R」中蔵選手のパンチをもらい、廣田選手が鼻血を出し一旦ブレイク。ドクターチェックが入るもすぐに再開。廣田選手がパンチのコンビネーションや飛び膝で攻めたが、踏み込んでパンチに行ったところを中蔵選手がカウンターのワンツーを合わせ、廣田選手、ややスリップ気味にダウンを喫する。 ダメージはさほど感じられず、すぐに立ち上がる。中蔵選手は廣田選手のプレッシャーに下がりながらも、バックブローやバックキックなどで廣田選手に攻め込ませず。そのまま2R終了。

 「3R」これまでの2Rとは戦い方を変えた廣田選手は、パンチから組み付きテイクダウンを狙っていく。コーナーにつめられながらも中蔵選手は脇を差させず、絶妙なインサイドゲームで組み際をコントロールしていく。 廣田選手は離されてもすぐにパンチでつめて組み付いていく。膠着が続きブレイクがかかる。両者パンチから組みへの展開が続くも、お互い決定打やテイクダウンは許さず。そのまま時間が経過し、ここで3R終了。

 「判定」判定結果は、2R、廣田選手にダウンがあった為、中蔵選手に2ポイント。 結果、30−27,30−27,29−27の3−0で、中蔵選手に軍配があがった。